「それイイね!」な医療のかかり方
ジェネリックに切り替えて
医療費のコスパをアップ!

ジェネリック医薬品には新薬開発コストが含まれていないため、先発医薬品に比べると安価です。それでいて先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含んでいるため、効果は基本的に変わりません。
また、AG(オーソライズド・ジェネリック)というものがあり、これは、新薬の特許使用の許可を得て製造される医薬品です。有効成分、添加剤、製造方法までもが新薬と同様になっており、一般的なジェネリック医薬品と同じく、開発コストがあまりかからない分、新薬よりも価格が安いため、お薬代の負担が軽減されます。
理由もなく「なんとなくジェネリックにしていない」のであれば、この機会に見直していただき、医療費を節約しましょう。

積み重なると大きな差額に…

ジェネリックが安価とはいっても、患者負担は3割(年齢・所得によって2割)のため、1カ月の差額はそれほど大きなものではありません。しかし、生活習慣病など長期間飲み続けることが必要な薬の場合は、積み重なると大きな差額になります。
今すぐの差額だけでなく、将来の差額まで考えてから検討するようにしましょう。

2023年6月発売のオーソライズド・ジェネリック医薬品の差額

ジェネリックを選ぶことで、飲みやすくなることもあります

有効成分は先発医薬品と同じですが、子どもや高齢者にも飲みやすくなるよう製剤上の工夫が施されたものもあります。