あなたのその不調、くすりの副作用かも?
「なにか変だな」「いつもと違うな」と感じたら・・・
くすりを飲んでいて、次のような症状が気になることはありませんか?

複数の医療機関から多くのくすりが処方されていませんか?
くすりの相互作用により、くすりが効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が起こることがあります。
くすりのリスク
重複服薬
(複数の医療機関から効果の同じくすりが処方され服用すること)
血液に溶けているくすりの濃度を「血中濃度」といいますが、くすりが安全に効くようにするには、ちょうどよい血中濃度にする必要があります。同じ作用のくすりを同時に複数服用すると血中濃度が上がりすぎ、副作用が起こる可能性があります。

多剤服薬
(日常的に多くのくすりを服用すること)
薬の種類が多いと予期せぬ相互作用(単独では問題はないが、組み合わせによって出る影響)が出やすくなります。
一般的に6種類以上の薬を服用すると副作用が起こりやすくなると言われています※。
※6種類以上になると必ずしも副作用が起こるわけではありません

自分の判断でくすりをやめない

副作用かな?と、気になる症状があったときに、くすりを減らしたり、やめたりするのはよくありません。くすりが多いなと思っても、勝手に減らすべきではありませんし、くすりによっては、くすりをやめることで病状が悪化したり、やめることで副作用が起こります。 まずは、医師、薬剤師に相談しましょう。
くすりの内容はすべて伝える

現在使用しているくすりについては、必ずくすりの種類すべてを伝えましょう。くすり以外にも、健康食品やサプリメントがあれば、その内容もきちんと伝えることが大切です。
その際は、いつ頃から、どのような症状が出たか、気になる症状について、漏らさないようにしましょう。
くすりの情報を把握してもらう

かかりつけの医師や薬剤師には、処方されているくすりの情報を把握してもらえるようにします。処方されているくすりがすぐにわかるように、 1冊にまとめたお薬手帳を持つことも方法の一つですが、マイナ保険証で受診していれば、マイナポータルに処方された薬の情報が掲載されるので、マイナ保険証での受診をお勧めします。
マイナ保険証には、医師等が過去の診療内容などを閲覧できるというメリットもあります。
※「情報提供」に同意した場合
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