健保財政の柱である保険料収入は、事業再編等による被保険者減少の影響があるものの、総額は前年度予算より増加する見通しです。
支出においては、加入者数の減少等により保険給付費の総額は前年度予算より減少しているものの、1人当たりにかかる保険給付費は増加しています。また、高齢者医療制度への納付金・支援金も1人当たりに換算すると増加しています。
以上より、2025年度は実質ベースで55.2億円の赤字予算となりましたが、積立金の活用により保険料率は据え置きとしております。
このような状況の中、日立健保では、生活習慣病予防を中心とした保健事業の展開、医療費適正化の推進等を強化してまいります。
加入者の皆様におかれましても、日立健保の健康事業やプログラムのご活用を通じて、健康に対する意識の向上、医療費の削減等にご協力いただきますよう、お願いいたします。
 

今年度の介護保険料率は、前年度に引き続き1.76％で据え置くことといたしました。